全国で急増する不登校


不登校・引きこもり児童の急増は国をあげて取り組むべき問題として、文部省では位置づけられており様々な施策が実施されていますが、未だに不透明な状態です。 文部省では不登校を“なんらかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因や背景により登校しない、あるいは登校したくてもできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、 病気や経済的理由を除いた者というように定義づけています。


では実際そうした状況にある子供は全国でどれくらいいるのかといいますと、文部省が平成3年以降蓄積してきたデーターによれば、全国の小学校および中学校児童のうち10年間で倍以上に増え、 平成13年度現在でおよそ14万あまりに上っています。特に中学校での増加率が著しいという結果になっています。 全国34000校のうち実に6割の学校で不登校や引きこもり児童の問題を抱えている事になります。 なぜ子供たちはここまで学校へ行かなくなってしまったのでしょうか。 もっとも多い理由は人間関係や学校制度への不適応を含む学校生活が原因であるケースが4割であり、 次に多いのは発達障害などの精神疾患を含む本人に問題があるケースとなっています。


家庭に問題があって不登校に陥るケースはまれであり、むしろ家庭は安心していられる居場所になっている事が多いのです。 不登校が長引けば当然ながら二次障害として学業不振や社会性の欠落という問題も引き起こされます。 結果ばかりを追いかけるのは問題ですが、上の学校へ進学したい、学校へ戻りたいという気持ちが少しでもある子供たちへの学習支援として、フリースクールや家庭教師という選択肢も上げる事ができます。